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雲界迷宮街の片隅遊戯迷宮

 
31
 
前作「Love Me All」から3か月半、この時期にこのブランクがあること自体が異例だった。
何故なら、この時期は本来なら投稿作品数が多く、いろいろな誕生祭に関わってきたからだ。
それが、突然の空白になってしまったのだ。
前の記事で、10月9日に退院して同月の13日に再入院という記事を書いた。
そして、その当時は入院期間は3週間の予定だった。
求職者支援訓練を受けた関係もあり、退院したら求職活動の再開、そして仕事に就くという計画でもあったが、全部が破綻してしまった、そしてボカロすら一切投稿できなかったのだ。
さらにもっと辛いことに、今年はSF-A2開発コードmikiのコンピレーション企画に参加を表明していた。
その全部が果たされることなく何もなかったかのように過ぎて行ってしまったのだ。

それは、本来の3週間(21日間)という入院期間がその3倍以上の11週間余り(78日間)に膨れ上がってしまったからだ。
当然、これを予測できた人は自分を含めて誰一人いなかったのだ。
かねてから抱えていたS状結腸の疾患、今回この問題の個所を手術で切除するという自分にとっては初めての手術入院だったが、術後からの回復で予想外のことが起きた。
自分がかねてから患っていた糖尿病が、切除のために手術で創傷した部分の回復を異常なまでに遅らせていたのだ。
主治医から「もうすぐ帰れますよ」、そして翌日に「あと数週間かかります」の繰り返し、そのうちに入院期間だけがどんどん延びていった。まさに、「無限入院編」と言わざるを得ないほどだった。
この入院期間の長期化で、投稿予定だったボカロ誕生祭が次々と潰れていき、ボカロ最後の誕生祭である鏡音誕生祭まで全て潰れた。

そして、求職者支援訓練プログラムでも暗雲が漂い始めていた。
期限が11月だったために、それをオーバーすることで財産没収の危機に晒される羽目にまでなってしまった。
このプログラムは国の制度であるが、今の国にこういった事情を汲んだ寛大な措置など望めないと絶望している。
どちらにしろ、来年正月三が日が明けたらハローワークを行かなければならないが、覚悟はしておかないといけないだろう。

今回の入院は、波乱続きだった。
手術後は、集中治療室に移されて、ドレインや尿カテーテルなどを繋がれた状態で、手術の全身麻酔が切れて集中治療室で意識を取り戻すと、恐ろしいまでの激痛が半日以上に渡って襲い、悲鳴を上げ続ける有様だった。
北斗の拳で、秘孔新血愁を突かれた南斗水鳥拳の使い手のレイが、秘孔心霊台を突かれて激痛に襲われた時の気持ちが分かったかのようなほどだった。
その不自由窮まる集中治療室に6日間も留め置かれるという地獄、そしてその後は病室を転々と移動させられた。
大体4回くらいは移動している。
ちなみに、11月下旬にS状結腸の一部切除のために創傷して未だ回復の兆しすら見られない箇所を縫い合わせるために再び手術室へ、そして数日後に抜糸したが、12月上旬になって再び傷口が悪化、再度また手術室へ行く羽目に。
さらに、このころには自分がいる病棟内でコロナ陽性患者が現れて、職員が全員防護服を着用、いきなり病棟内が慌ただしくなって、部屋の外へ出ることを禁止されるばかりか、部屋内でもマスク着用が義務付けられるという大変な状況に置かれた。
勿論PCR検査も受けたが、2週間余りに渡って院内感染と隣り合わせの極限状態に置かれる羽目になった。

ちなみに、入院中はスマートフォンでtwitterを開きっぱなしで、さらにカスタムキャストも何回も開いていた。
所謂お見舞いである。
因みに、実際は新型コロナウィルスの関係で、お見舞いは固く禁じられている。

紲星あかりが見舞いに来てくれたGUMIが見舞いに来てくれた小林抹茶が見舞いに来てくれた洛天依が泊りがけで居てくれた朝
マジカルミライの話題の中でミクとMEIKOが見舞い
ミクとリンが見舞い
鏡音誕生祭の日にリンとレンが見舞い

結局、12月29日で退院したものの、肝心の創傷箇所はまだ完治に至っておらず、僅かな傷口からの汁や脂の流出は未だに続いている。




そろそろ、本題である制作秘話に話を移すことにして



入院生活がこれほど長期化することは予定外だったが、当初の3週間でも長丁場だと認識していたため、次の写真のような形をとった。

旧式制作環境

そう、旧式の制作環境を持ち込んで、曲を制作していた。
Windows VistaのノートPCとRoland SC-D70を接続して、何曲か作っていたのだ。
ただ、旧式のPCのためにVOCALOID自体は入れられず、仮に入れられたとしても動画が作れないし、Wi-Fiが整備されていないために素材のダウンロードも出来なければ、サイトにアップロードすら出来ない。
増して、Windows VistaのPCをネットに繋いだら確実に何らかのウィルスに感染するリスクも高い。
なので、旧式環境でオケだけ制作してSC-D70を通じてオーディオデータにした状態でプロジェクトを保留しておき、退院後に現環境にプロジェクトを移してプラグインを差し込んだり音を調整したりしてミックスして、VOCALOIDで歌詞を作って組み合わせてから動画を作り完成させるというプロセスとなっている。
今作「永遠の空白」もその中の一曲で、年内に公開するために入院中に歌詞やメロディまで完成させた。

今回のボーカルは、誕生祭が流れたキャラ7人によるユニゾン形式の合唱という形をとった。
ユニゾン形式の作品は、2017年の冬に公開した「GIRLS」(ミク・GUMI・kokone・ささら)があるが、当時と違って悩ませていたことがあった。
当時は、VOCALOIDエディタ用のプラグインに発生タイミングやピッチをランダムにずらすものがあったが、一度PCを修理に出したことでそのプラグインが消えてしまい、再ダウンロードしようとしたものの、ダウンロード先が消滅して再入手が不可能になってしまった。
そこで、発生タイミングを自分の手で微妙にずらしてピッチに緩やかな登りと下りの線を描いてそれらを各ボーカルに異なるタイミングで適用したことで、何とかユニゾンを表現することが出来た。

そして、動画版のみの仕様だがオープニングにナレーションを入れてみたのだが、これが今回初登場のついなちゃんにやらせてみた。
ついなちゃんといえば、Fateシリーズのイリヤスフィール・フォン・アインツベルンやロロナのアトリエシリーズのロロライナ・フリクセルの声でとても有名な門脇舞以さんが声を担当していることで知られているボイスロイド2の音声だ。
今では、synthVのソングボイスに関しても計画が進んでいるようであるが。

今回は、作品の世界観については言及しないがこれに関しては、動画の説明文で十分に説明してある。
この記事を以って、今年のブログ更新を終えることとする。

来年は、いい年になるのかな?
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プロフィール

夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
宜しくです。

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