雲界迷宮街の片隅遊戯迷宮

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「呪界」の世界を解体する

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話

このエントリーには暴力・グロテスクな表現が多く含まれていますのでご注意ください。

某所でスマブラの二次創作の世界設定でこの曲の世界観が使われてて夢中で見ていた。
使ってくれた人アリガトでした。

初音ミクのオリジナル曲「呪界」の巡音ルカカヴァー版を制作した。
もともと、これはクリップとしての公開予定はなかったのだがそれ以前に初音ミク版で通常版と特別編の2種類が存在した。
今作は、その初音ミクの呪界特別編の構成内容を継承しつつ新しいビジュアルイメージと演出を加えて、初音ミクの特別編を継承しつつ巡音ルカのカヴァーとしてクリップ化した。
というのも、同じサウンドとボーカルで2つ作っても果たして意味はあるのかという疑問があったからだ。
あからさまな二番煎じをしたところで結局は悔いが残ってしまうと感じた。
そこで、巡音ルカのカヴァー版として作り直した訳である。




クリップ化にいたる経緯は以上の通り、ここからは自分が描きたかった「呪界」の世界観について語ろうと思う。
もともと、「呪界」というのはその名の通りで呪われた世界そのものである。そこにオカルトと絶望が融合し、究極の血塗られた世界として作品化したものである。
「呪われし…」、このフレーズから昔ゲームセンターに行っていた頃を思い出す。
「呪われし館より脱出せよ」というフレーズはナムコの「スプラッターハウス」にあった。
「この街は呪われた街だ」というフレーズはSNKのホラーガンシューティング「ビーストバスターズ」にあった。
全ては「愛と希望という善」を滅ぼし真の勝利者となった「死という悪」がその土台の上に作り出した絶望の世界観、「呪界」はまさにそれであって同時に自殺の名所の「樹海」という意味をも含んでいる。この世の全ての愛と希望と人間の性善説は、毒された殺戮と欲望と屍と邪悪な力の前に敗北する。たとえあと一歩で悪を滅ぼし希望の光を手にするところまで来ていても、それは後に悪に奇跡の大逆転負けを食らう、そこまで徹底的に理不尽すぎる世界として描いている。
大河を流れるのは水ではなく鮮血で、躯が積まれた山が増え、真紅に染まった空に浮かぶ雲からは血の雨が時折降り注ぐ。
王族による執拗な迫害を受ける人間の悲鳴が至る所から聴こえてくる。もちろん、王族の迫害は全ての人間に無差別に等しく平等に。
そして、また誰かが捕まり連れて行かれる。それが男性なら弄り回され、美しい女性であれば王族はそれを強姦し、操を奪い、体の部位を弄り回して時には切ったりくっつけたりして、そして用がなくなれば捕まった人間だれもが王族のあの部屋へと一人ずつ連れ込まれる。
鋼鉄の回転鋸の音が耳をつんざくように鳴り響く。そこから聴こえるのは人間の慟哭、慟哭を繰り返しながら命乞いをする。

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ」「助けて」「死にたくない」

両方の目から大量の涙を流しながらの命乞いも空しく、体を台の上に固定され、回転鋸がその肉体を切り刻む音と同時に断末魔の悲鳴が耳をつんざく。
同時に、スリ硝子で隔離された部屋のガラスに鮮血の飛沫が付着した。

捕まって控えさせられた人間たちはそれを目の当たりにすると悲鳴を上げた。
「次は私たちがこうなってしまうから」それ故に。
そして、また控えにいる人間が一人あの部屋へと連れて行かれる。
「いやぁぁぁぁぁっ」「死にたくないーーーーーー」
どんなに絶叫してもその体を引っ張る王族にはそんなもので足を止めることはない。
そして、絶叫と命乞いも空しく切り刻まれて死ぬ。
当然、その殺された人間にも多くの人生の積み重ねがあり、それが走馬灯のように甦る。
母の子守唄を聴きながら眠ったこと、保育園や学校で教育を受けながら友達を作ったこと、旅行も行った、音楽も聴いた、好きな人を見つけた、そして結婚もした、そして新しい家庭を築き幸せを謳歌していた。そんな日々に突然核爆発という形で終止符が打たれ、そんな日々はもう二度と戻ってこない、そして永遠の悪夢に絶望し、再びあの日々に戻ることもなく殺されてしまう。
あまりの理不尽すぎる最期とその無念が人間たちを更なる絶望へと落とし込んでいく。

何故こんな世界になってしまったのだろうか?
人間たちは戦争をしてきた上で軍事力も持っていたはずだった。
その軍事力をもってすれば王族など簡単に滅ぼせた。
何故なら、呪界の始まりは唐突だった。世界が正体不明の核爆発によって滅ぼされ、同時に軍事力の大半を消失してしまったからだ。
新たな支配者となった王族もこの世界を支配すると強大な軍事力と人間へのマインドコントロールで抗う力を消失させた。
この王族の軍事力については、後に追記で話す「呪界戦争」で語ることにする。

愛を語り合ったことももはや過去の話、そして忘れさせられていくだろう。
愛無くして生きられない、ならば自分の心をその代償にして生きるしかない、そして心は薄くなっていく。
それは、飢餓地獄のようだった。飢餓地獄では飢えを凌ぐために自分の肉体を食べているのだし、それを愛と希望に飢えたという意味では心の肉体を食べて凌ぐという意味である。

では、希望という扉とは何なのか?
一番極論な言い方をすればだが(ちなみにこれが本来の意味となるのだが)、扉の向こうはこの呪界とは全く無縁の別次元の世界、そこならば王族の支配は及ぶことは絶対にない、そしてその扉は数年に1度一定の時間だけ開いている。その扉を抜けて別次元の世界へと逃げることが出来たならそれは呪界の王族の支配から完全に解放されることになる。そして、かつての愛と希望に満ちた日々に戻ることが出来るのだ。
しかし、王族がそれを黙ってみているだろうかといえば、それは無い。
この扉をくぐるか否かの全ては人間全ての意志が尊重され、王族は直接手を下して扉を抜ける行為を妨害することは出来ない。
しかし、王族は誰一人それを逃がすわけは無い。そこで王族が仕掛けたのが扉を潜ることを断念させる偽の情報である。
王が不治の病に冒された。王の死を持ってこの世界の支配は終わる、終わったらもとの生活に戻る。それが扉を潜ること無くして得られなかった自由を得られる、その情報を流せば人間は扉を潜ることを断念し、その開いた扉を自ら閉ざすのだ。
しかし、扉を閉ざした後に待っていたのはこの声明だったのだ。
「王は永遠の寿命と全ての病原体を中和する自己治癒の力を持っている、つまり王は病に倒れることなど絶対にあり得ないのだ、そして不治の病などないのだ」
そう、騙されたのだ、全てはこの世界から逃がさないために扉を潜ることを断念させて呪界に留めるための王族が仕組んだフェイクだったのだ。
人間は情報をすぐ鵜呑みにする、そしてその情報によってどんなに固い決意すら簡単に折れてしまう。それを巧みに利用すれば人間は自らの意志で王族から逃げることを断念する、全ては王族が仕組んだこと、そして数年後に扉が開いたら同じフェイクで逃げることを断念させる。そうして何度も何度もこの呪界に留まる期間を延長させているうちに、また誰かが捕まってしまう。そうすれば確実に「死」が訪れる。あの回転鋸に切られて死んだらその肉は王族たちの胃の中へと入る。
勿論、それを予期して逃げるならそれはあの偽情報を盲信した大多数の人間によって阻止されてしまうだろう。
その多数の邪魔する存在が新しい情報に盲目的な集まりだったり、王族と何らかの取引をされていたり、それが後に嘘であることすら疑うこともなく。
まさに、人間が過去の無数のどんな酷い仕打ちをされても最新の1つの希望という幻覚で忘れてしまい盲信するという人間の心理を巧みに利用した王の策略なのだ。全ては誰一人逃さないために。

そして、一部の人々はとうとう狂ったように逃走し始める。
扉もないのに延々と光が射すことを信じて、決して出口のないこの呪界を。
そのうち心も蝕まれて壊れていく。
もちろん、絶望のあまり王族の手にかかる前に自ら命を断った人間も少なからずいる。
この世界の真実、それは邪悪なる王族の存在だけが絶対の正義でありそれに勝るものはないということ、それだけなのだ。

以上がこの「呪界」という世界の構造である。
もちろん、完全とは言いがたいがそれはもはや理不尽の一言に尽きる。
ここからは、ミリタリー要素を含んだ「呪界戦争」について語る



呪界戦争とは・・・

これは、Xbox360で発売されている「ソウルキャリバーⅣ」と「ライデンファイターズエイシズ」の2つを使って作った架空戦記ものクリップである。
ライデンファイターズの画面の色が異様になっているのは呪界の世界観を表現するための仕様である。

ストーリー
世界が崩壊し邪悪なる王族によって治められた「呪界」、そこでは世界の崩壊を生き延びた人々はあらゆる自由と権利を剥奪され、王族の肥やしとなっていた。ただ王族のためだけに連れ出され、弄ばれ、そして殺される。人々はかつての幸せな日々を失い絶望の日々を送ることを強いられた。
そんな中、王族からの解放を唱えるレジスタンス組織が暗躍していた。そのリーダーはまだ若き女性、彼女の名は未来。
レジスタンス組織は、この王族による支配からの解放を掲げて、少人数による王族体制の転覆作戦を打ち出した。
レジスタンス組織が密かに開発した最新鋭戦闘機3機と3人のパイロットが強大な王族の軍隊を攻撃し、地上から別働隊が王族や王族の軍に属している将軍を殺して軍の統率を乱す。この地上と空中の両面作戦をわずか5人で行う。
空の部隊に、グレン、リガルド、ブラウンの3人が、地上をリーダーの未来と百戦錬磨のソルジャー眞姫那の2人が。
その成功の鍵を握るのが空の部隊、彼らの作戦の成否がこの作戦の成否そのものを意味している。
かくして、レジスタンス組織のわずか5人による王族転覆作戦が始まったのだった。

登場人物
「革命軍」
未来(「みく」主人公・18歳)
革命軍組織のリーダーで作戦の立案者、王族軍のキーマンを暗殺して揺さぶりをかける地上部隊として戦う。彼女の両親は王族の犠牲になった。

眞姫那(「まきな」・27歳)
もう一人の地上部隊、かつて世界各地の激戦区を転戦していた傭兵で時には要人暗殺のミッションもこなしていた。
口が悪いがかつてはそれでも冷静沈着で確実にミッションをこなしていた。

グレン(25歳)
元空軍のエースパイロット、しかし彼の名声を快く思わない同僚によって陥れられ不名誉除隊させられていた。

リガルド(24歳)
空軍時代のグレンの親友で、グレンが除隊した後も交友関係を続けていた。
世界が呪界化した後に妹を殺され、その仇を討つべく参戦した。

ブラウン(40歳)
グレンとリガルドの空軍時代の訓練教官で訓練の時は鬼教官として恐れられていた。
しかし、そんな訓練生だった彼らの悩みにも目を向けるほどでグレンとリガルドにとっては父親のような存在でもあった。

「呪界王族軍」
冥子
王族配下の一人で拉致部隊の最高司令官。
王族らの食料となる人間を調達するために結成された王族の拉致部隊を指揮し、時には自らも積極的に人間を捕らえていた。

美紅
王族配下の一人で手に持つ大きな鎌をふるって凶笑している。
常に相手を見下す性格で、王族からも恐れられている。
捕らえた人間を畜殺部屋に連れ込んで殺し、そこから食材を取り出すいわゆる「畜殺班」の最高責任者である。

燐・煉(呪界戦争のクリップ内では登場しない、「呪界」楽曲クリップ本編には登場)
王族配下の兄妹、情報部を統括する。
人間の活動状況を把握・監視し、王によるプロパガンダをネットワークを通じて人間たちに向けて流し、統制する。革命軍にとっては攻略の最重要拠点ともされているが革命軍の今回の作戦にはこの攻略作戦は盛り込まれていない。

呪界王・戒頭
呪界を支配する王、冷酷だが王としての品格を兼ね備えている。
その体は如何なる病原菌をも分解、消滅させ如何なる病をも自然治癒する。
(人肉を常に食べても無害でいられるのはそのためで、畜殺された元の人間がどんな病に冒されていても調理段階や胃の中に入れた時点で全て無害化される、また王族配下らも王には劣るものの同じ治癒力をその体に秘めており、王同様に無害でいられる)
人間の心理を巧みに利用する知略にも長けており、プロパガンダを極める者とまで呼ばれている。


王族転覆作戦
この作戦は地上からの要人暗殺と空からの大規模な王族軍への爆撃・殲滅である。
またその大規模な軍ゆえに統率する力のコントロールが難しいため地上からの統率者の暗殺は効率が良く、これを同時に進行させて王族を大規模な軍隊ごと殲滅するというもの。
空の部隊として投入する戦闘機は一騎当千クラスの強力な火力を持っておりこれは革命軍の主力とまで言われている。その空の部隊が作戦の要となる。部隊の数が減れば士気にも影響するからである。

これが、呪界戦争の全容と王族の軍事力に関する話の全てである。
しかし、呪界の真実故に結末はもう決まっているといえるだろう。

ただ、最後にこれだけは言っておきたい。
たった1つだけ存在しているのだ。
悪を滅ぼす如何なる強力な力すら無力なこの呪界を滅ぼすことができるものがたった1つだけ存在しているのだ。それはとある歌なのだがそれは呪界では封印されておりその在り処も分からず見つけ出すのはほぼ不可能と言っても過言ではない。
だが、それを探し出し、その歌を放つことが出来たとき、王族が支配する呪界の全てに終止符が打たれるのだ。しかし、その歌の封印が解かれても、その力を引き出すための歌唱スキルを身につけた歌い手とそれをネットワークを通じて流す手段がなければそれは何も意味を成さない。
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tags : 初音ミク 巡音ルカ 王族 希望 回転鋸 

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プロフィール

夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
宜しくです。

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http://twitter.com/miakayumenaga

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