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鬱曲なのにボリュームは過去最大、「明けない梅雨」

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話


今回はm.y.s.f.voscの中で動画化を持ちかけた作品だがそれは1年も前の話、そこにもはやコラボの限界を感じた。
そのため、この作品をコラボの潮時とした。
やはり、自分程度の人間には無理だったのかもしれない。
それは、この作品でもう26作目となるのだがやはり「語られぬ者」で終わってしまうことは分かっていた。
だから、もうどうせ「語られぬ者」ならばやりたい放題に好きなようにただやるだけだ。
何故なら、現在のプロジェクトDIVAシリーズや太鼓の達人の楽曲収録、初音ミクのフィルムコンサートなど一連の初音ミクのムーヴメントは全て共通している事があって、それは主軸が決まっているからだ。
それが自分の場合、その主軸に対してアンチの側であるためだ。
だから、そこに入っていくことができず、プロジェクトDIVAのためにPSPを買おうかということすら躊躇させている。そう、入っていけない、それとは関係ない別のポジションに立つことしか頭に無かった。

それでも、かなり有名な絵師様などの力が借りられたということだけは凄く感謝している。
でなきゃ、鏡音リンの処女作「凜」の映像化は永遠に無理だったのだし。

この曲の動画化をvoscの中で立ち上げたのは1年前、つまりこの曲は1年前に完成していた作品だった。
当時はミクのみのオリジナル曲だった。
当然、動画化するために案を練ったとはいえ結局いろいろな点で変更を余儀なくされた。
3日前にようやく完成したとはいえ、それでも泣く泣く断念せざるを得なかったことすらあった。
それは、最後の飲食店のシーンだった。
本来ならここはミクリンレンが、帰ってきためーちゃんとカイトとルカと6人でステーキを食べているシーンの予定だった。
しかし、結局そのシーンは断念せざるを得なかった。
voscのメンバーも、こちらの依頼を回すことなど叶わない事情に追われているメンバーの多さがこのプロジェクトを直撃し、あまつさえ入ってから全く音沙汰ないまま何もしなかった人までいる有様だった。
だから、メンバーの一握りの絵師さんにあまりにも多くの負担を強いてしまった。
だから、vosc解散後はその一部の絵師様と付き合いを継続し、いつかはそれまでの恩返しをしたいと思っている。

結局、voscの外の絵師さんから拝借した絵を織り交ぜながらのクリップとなった。
しかし、ボリュームは過去最大といってもいいかもしれない。

まず、今回はセリフを吹き出しで表示するという試みをしてみた。
ところが、ビデオソフト上一気にそれをすると負担になりかねないことが懸念されたので各シーンごとにmpeg化して1つの動画素材にしてそれを使って組み立てていく方針で作った。
また、テレビ画面に既存の映像をはめ込むでリアリティを追求した。
ニュースのシーン、それからゲームのシーンはこのクリップでの新しい試みだ。
そして、このボリュームのあるクリップを今回は60フレームで制作している。
特に、ゲームのシーンはそれを実感出来るかもしれない。
あと、ニュースのシーンで反応した人はおっさんといって間違いないw
というのも、ホントあの「朝日フラッシュニュース」のオープニング曲には恐怖心やトラウマを植えつけられたようなものだった。夜真っ暗な家の廊下を歩いてトイレに向かっているときに頭の中であの曲が鳴り響いたりしてガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル状態になったりしてしまったほどだ。




ちなみに、うちの地元ではスポンサーとして筆頭格なのが「小野酒造」という酒造メーカーで、「清酒由布岳」という製品のCMを流したりしている。

それをクリップの物語内に組み込んでみた。
ミクがテレビをつけるとそのオープニングのところでいきなり大音量でスピーカーから流れ出して、リンがビックリしてしまうというシーンがそうだ。

それから、ゲームのシーン。
使用ゲームは「ソウルキャリバーⅣ」だが、今回はクリエーションキャラのみで表現したが、これによって誰が対戦しているのかを分かりやすく表現したつもりである。ちなみに、衣装のモチーフは別のボーカロイド曲作品のものであり、出来るだけ忠実になるようデザインしてみた。
「人柱アリス」「パンツ脱げるもん!」「ミクAppend」「悪ノ召使」「少女タナトス」が今回のモデルだ。
特に、「パンツ脱げるもん!」の場合はリンの目が桃色になっているところまで再現した。

クリップに関してはここまでだが、今回は1年前の作品を現時点の状況に合わせる形で作り直すことで再び手を加えることとなった。鏡音リンレンの仲間入りにより、ミクオンリーをミクとリンとレンの3人で歌う作品に変えたこと(ちなみに、正式作品としてはこれが初めてのレンの作品となるが)、そしてクリップ完成後に曲に対しても手を加えた。
完成した当時使用していた音源モジュール「SC-D70」のものを、前回のエントリで紹介した新しく導入した「SD-50」の音色にリニューアルし、新たに2音色パートを追加した。当時は音色3つとループ3つだけだったが、これにより5つとループ4つ、特にMIDI部にストリングスパートを加えたのは大きな変化だった。
こうして、現在の曲の形となった。時が変わると曲もこうも変わるものなのかと思ったほどである。
当時に比べればかなり昇華したというのが率直な感想である。

なので、いつものごとく再生数は極めて少ないが聴いて損はないと思うので、是非聴いて欲しいと思う。
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tags : ソウルキャリバーⅣ ミク リン レン 朝日フラッシュニュース 

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夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
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