雲界迷宮街の片隅遊戯迷宮

VOCALOID(作品の制作エピソードなど)やゲーム・日記中心のブログ

スポンサーサイト

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

人の持つ弱さと強さを問う「Weakness」

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話


以前の「Love and Defeat」のエントリで少し告知のような形で予告していた弱音ハクの処女作。
ちなみに、ハクのオリジナル曲を作ろうと考えた動機はセガの「初音ミク・プロジェクトDIVA」の一連のシリーズに起因している。
弱音ハクと亞北ネルはもともとはアンダーグラウンド界隈で考案されたボーカロイドキャラクターの亜種で、ボーカロイド音源としては発売されているわけではないがセガさんがこの二人をモジュールとして登場させていたことから持ち歌があるわけでもないのにモジュールのみ収録してミクやリンなどの曲を変わりに口パクや踊りをさせているという光景が見られた。
あのゲームは元々歌っているボイスとは別のキャラクターに差し替えることが可能だが、結局はキャラだけ挿げ替えているに過ぎず個人的には違和感とかしか感じなかった。
特に、ネルとハクの場合はゲーム自体は持ち歌は収録されていない。
ハクなら、弱音Pさんのcyber diverとか収録しても良かったはず、ましてこの曲ではハクの生みの親であるCAFEIN氏が自ら絵を描き下ろし、登場するハクのコスチュームがモジュールのサイバーダイブの原型でもあろうがため。



本題に戻るが、そんな動機でハクのモジュールを使うならハクのための歌こそ相応しいという理由からハクのオリジナル曲を作ろうとかなり前から始めていたのだがかなり長いことほったらかしにしていて完成は幻に終わるのではないかと思われたが、丁度前作のCULの「Return My Heart」が完成した頃から再び手をつけ始めて中途半端な形になっていた歌詞を何とか完成にこぎつけた。
そして、ベースラインだけ出来ていた曲も肉付けするように新しいパートを組み立てていって、後からボーナス的パートを付け加えた形になった。
曲の制作話はほどほどにして、この曲の中身について話したいと思う。
キャラクターが弱音というところから思いついたようなタイトルだが、だからこそ弱さと強さの意味という問題の提起をテーマとすることが出来たといえる。
実際、自分自身強さと弱さは多種多様な意味で複雑に絡み合っていると思っている。
一般的には「力」というものがこの構図に介入することでその関係が変化する訳だが、人間は「力」を手に入れると必ず使いたがる。例えば、武器を例に取ると相手の強さに翻弄された弱い人間が武器を手に入れるとその特殊な力をそれまで翻弄していた強い相手に向かって行使することで相手を負かす、そしてその強さに味をしめたかつての弱い人間はそれを自己中心的な動機で乱用する、「ドラえもん」に出てくるのび太を連想するかもしれない。
お金を例に取ってみよう、かつて貧乏だった一人の男がいた、ところがその男が興味本位で手を出した宝くじで1等を当ててしまい、2億円もの莫大な賞金を手に入れた、それ以来彼の生活は一変し、お金に不自由だったものが逆にお金を持て余し、あまつさえどんなこともお金で全部解決できる、お金で何でも買えるという奢りが生まれる。貧乏だったときはお金が無ければ自ら努力して困難を乗り越えてきたがお金に困らなくなると湯水のようにお金を浪費し努力をすることもなくなった。当然金銭感覚は麻痺し、どんなにお金があっても何時か無くなるかも知れないことを考えれば働いてお金を補充する習慣はしっかりと残しておくべきだったのにその努力を怠り、そして体も働こうという意思が抜けてしまっている。だから、浪費の果てに再び貧乏に逆戻りしてしまったが、彼はそのまま廃人となり無残な最期を遂げた。結局、遺品整理業者の仕事となってしまったということだ。
では、今度は権力を例にとってみよう、一般社員として働いていた彼は、実績を重ねて認められるようになり徐々に高い地位へと上り詰めていく。しかし、彼は一般の平社員の時は上司の命令どおりに仕事をこなしていたが、しかし彼はやがて部下を従える上司となったときの部下を適切に使うスキルにかけていた、部下を私物化するようにこき使い、何かトラブルを起こすと部下を脅して自己保身に走ったりしていた。結局、部下たちは彼を訴え、結果彼は失脚してしまうのだった。

武器、金、権力と3つの例を挙げたが全ては「手に入れた力」を適切に使うにはそのための理性という強さが必要、それが無いばかりに悪魔に魂を売ってしまった、そして、その報いによって破滅という最期を遂げることになる。
この「Weakness」という曲はこのような突然手に入れたとてつもない力も正しく制御できなければ別の不幸を呼ぶということを歌っている訳である。
特に、私が意識したのはお金である。貧乏人がいきなり巨額の金を手に入れることは心が弱いとその金の魔力に心を食われかねないということをよく考えてしまう。一攫千金の夢の見すぎの怖さを想像してしまった。
ただ、この例は多種多様に絡み合う強さと弱さ全てのうちの一部に過ぎない。

最期に、PVについて少し話そうと思う。
PVはドリーミーシアター2ndを使用して制作、つまりPSPの「初音ミク・プロジェクトDIVA 2nd」のエディットを使用するのだが今回はゲームとして成立させることを断念しあくまでもPV用に特化した制作方法を用いた。
理由は、1小節が最小で8分音符単位までしか作れないためで8分と16分を混在させるとキャラの口パクが合わなくなってしまうためだ。
この「Weakness」ではBPM105だがこれをBPM210に設定することで実質2小節消費して16分音符単位の1小節を作るという形をとっている。
なので、今までのDivaPVより口パクが細かくなったと思っている。
この手法は、次回作である亞北ネルの「Number of Slaves」(現在公開中だが次回のエントリで取り上げる)でも同様に取り入れてある。
そして、最後に使用したモジュールはサイバーダイブだが、もともとこのモジュールを使いたかったという思いはあった。ディフォルトのハクよりも比較にならないほど魅力的、ガーターつきの絶対領域と魅せる巨乳はどうしても外せなかったし、そんな魅力あるボディで歌って躍らせたらエロかっこいいと思ってる。
曲調もそれを生かしたものにしたいと思っていたし、今回は使用したダンスモーションの数がとてつもなく膨大で舞台はあの「右肩の蝶」で使われたバタフライステージ一つしか使っていない。

以上が、この曲に関する全てである。
スポンサーサイト

tags : 弱音ハク ハク DIVA  

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry
現在の訪問者カウント
プロフィール

夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
宜しくです。

twitter
http://twitter.com/miakayumenaga

トラックバックとコメントは認証後に有効になってます。
スパム対策としてコメント中のURL表記はご法度としています。
無関係な宣伝や不適切なワードを含んだコメントやトラックバックはご勘弁を。

Xbox360ゲーマーカード
VOCALOID作品集
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
管理人が購入したアイテム
 

Copyright ©雲界迷宮街の片隅遊戯迷宮. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。