雲界迷宮街の片隅遊戯迷宮

VOCALOID(作品の制作エピソードなど)やゲーム・日記中心のブログ

スポンサーサイト

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

初音ミク生誕5周年記念作「ミクはいつでもキミのそばにいる」

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話

Miku5thani.jpg


私が初音ミクを迎え入れたのは鏡音リン・レンがやってくる1日前、それまでに体験版をやってみたりミクを使った動画を見たりといろいろなことがあった。
その起点となった5年前の今日、初音ミクがDTMユーザーの下へとやった来た日。
当時は、カバー曲が圧倒的に多かったが初めてミクのオリジナル曲が投稿されたのが9月9日。
アゼルさんの「宝物」、そして自分は「White Letter」というGonGossさんの曲が初めて聴いた曲だった。
当時から少したって最大の話題となったika氏の「みくみくにしてあげる♪」は5年経った現在とうとう1000万再生を突破した。
ちなみに、「Tell Your Would」の超ヒットも記憶に新しいkz氏もこの当時から曲を投稿していた。

自分の初めてのミクオリジナル曲はあの当初から5ヶ月くらい経ってからだった、同時に初めてのニコニコ動画への投稿だった。
勿論、それまでにもいろいろあったが現在では商業的要素が入るようになりミクを愛する人たちもかなり考え方が多様化してきている。
当然、商業的要素がボーカロイド文化を衰退させてしまうのではないかという懸念は今でも重くのしかかっていたりする。
既に、ボーカロイドで行ってきた結果が両端的に表現すれば、全宇宙を手中にした者と初めから終わりまで失うものなど何もないオールゼロのまま今日に至った者まで広くなったといってもいい。
だから、ミクが大勢の観客から脚光を浴びる舞台すら現実化した大分経過した今、ミクという存在はどんなものなのか考えたい、そして問いかけたいという思いがあった。

ミクに限らず、ボーカロイドというボーカル入り音楽制作手段が確立されてそれがCD販売すら初期通過点となったがあのツイッターの呟きを見て考えさせられた。
ボーカロイド文化はボーカロイドを使った創作をする非常に多くの人がいて支えられているということだ、しかし脚光を浴びて語られるのはほんの一握りに過ぎない、しかしそのほんの一握りに脚光が集中しすぎてその一握りの存在だけがボーカロイド文化を支えていると勘違いしている人がいる、とくに商業要素が介入するとそれらはそんなほんの一握りにしか目をつけることはない。
セガの一連のProjectDIVAシリーズとかがいい例だ、商品を売って利益を上げる以上は大多数の人気を誇るコンテンツしか使うことが出来ない、再生数1000以下の楽曲を収録するのは自殺行為でしかないのだから、そしてそれを通してさらにそれが曲の宣伝効果につながりそれまで興味なかったリスナーがその曲を支持していくことにもつながり新規ファンを獲得することにつながっている。
自分も、DIVAを通して好きになった曲は少なからず存在しているからこれは言えることだと思う。
そうすることで、結局勝ち組と負け組みという二極化に繋がって言ってるのではないかというのも懸念している。
当然クリエイターとして自分を評価するなら「負け組み」クラスタであることは間違いない。

ここで、ようやく今回の楽曲の話である。
ここまで語ったようにもはやステージで大多数の観客を前に歌うミクの姿を想像しない日はないくらいに至ったことでいつしかこんな不安が漂うようになった。
「初音ミクを使うことが許されているのは限られて、そうでない人たちは資格無き不法ユーザーとなってしまうのか?、そしてミクはもはや選ばれた人間だけのものとなり、選ばれなかった人のもとからミクは去っていくのか?」
そんな不安がいつも頭の中によぎっている。
そして、輝きは常に「上京」や「東京」のどちらかと縁が無ければ不可能というシステムがゆえに自分は永遠に無縁である。つい最近、初音ミクProkectDIVA-fの試遊会参加で福岡に電車で渡った時はそれだけでマネーが大幅に消えるような自分には「上京」は来世以降の話でしかない。
だから、今回の初音ミク誕生祭2012向けに制作した今回の楽曲は、そんな「上京」や「都心」とは全く無縁のユーザーという視点から描くことでこんなド田舎にも初音ミクを愛する人は存在するということを知ってほしいという意図がある。
今回も、PS3のドリーミーシアターで制作した動画、今回この動画に登場するレンは自分の役だ。
そして、そんな首都圏とは無縁のユーザーとそれと同じ目線で交流するミクというのが今回のイメージである。
ミクは作り手が歌って欲しい歌を選ぶ事無く歌ってくれる、だからそれを使う人によって見方は当然大きく異なる。首都圏で輝くミクもいればオタク文化とは無縁のド田舎で普通に暮らすミクもいる。
この曲は言うまでも無く後者だし、そうしてミクはバーチャルアイドルとは別に常にそばに居てくれる存在として愛されているという表現と主張をさせてもらった。

今度は、今回の動画のポイントを一部紹介しようと思う。
まずオープニング、「ゆる○り」のパロディっぽく見えるがべつにこれは意識していたわけではない。
今回、この曲のためにミクちゃん親衛隊という組織を組んでみたのだが、構成員は現在持っているボーカロイド音源からミクを除いたもの、鏡音リン・レンはAct2を使用、前作が処女作となったIAもいる。
最初にルカが掛け声をかけて6人で「ミクちゃーーーーん」と叫ぶとミクが笑顔で「はーい」と現れる。

次に中盤、今回は現地撮影した写真とレンのモジュールを合成するという手法を取り入れた。
撮影場所は、大分市高城にあるゲームセンターAnAnで1階は人気の格闘ゲームの対戦台やクレーン、音ゲーや三國志大戦(後の戦国大戦)などが稼働していたが、ここでも一時期ProjectDIVAアーケードが稼働していた。
そこの2階が主に通っていた所で、1プレイ30円で昔のいろいろなビデオゲームがプレイできてそここそが自分の数少ない心の拠り所だった。
そこに7月になって訪れてみると何だか様子がおかしかった、筐体が沢山外に運び出されていて入り口を見ると真っ暗、まさかと思いもう一度言ってみたら、6月いっぱいで閉店していたという。
あまりのショックで人生の半分を殺されたようなものだった、この日は首都圏ではボーマスで賑わっていた日でもある。
2番のAメロの歌詞「ミクのイベント、その話題で埋め尽くされると、キミは逆に落ち込んでいるよね」
ツイッターをやっているとこの手のイベントが物凄く熱い、しかしそれに参加できないという現実と孤立の末の悲鳴がこの歌詞の正体である。

ちなみに、初めの頃はレンが登場するのはこのシーンのみの予定だった、しかしミクがそんなミクユーザーの目線に立って歌うというところにある閃きがあり、それでレンのそばでそれを歌うことでミクがいかにも相手の立場にたって交流するというシチュエーションを作ることが出来た。
そうすることで、レンは全編に渡って登場し、ド田舎に住むミクユーザーを演じてミクと親交を深めていくという内容に仕上がった。

そして、中盤のもう1つは雨の話、これは本州以北に住んでいる人には実感の沸かない話だが、今年の夏は九州と本州以北でハッキリと天気が分かれてしまった。
それは熱い夏をもたらす太平洋高気圧の張り出し方にある。
数日前の報道ステーションで見た太平洋高気圧の張り出し方を見て唖然としてしまった。
太平洋高気圧は日本列島を広く覆っている、しかし九州以南だけがキッパリとその対象から外された形なのだ。
そしてその太平洋高気圧は完全に型にはまったように動かない、不動明王か六神合体ゴッドマーズのアクションシーンかといわんばかりにずっしりと動かない、そしてそのために九州(特に私のすむ大分などの太平洋側)はその太平洋高気圧の周辺部となり、湿った空気の巣窟と化し雨雲がつねに覆い続けるため、梅雨明け以降も雨が大半を占める有様、まして今年はバックビルディング現象でこれまでに経験したことのない豪雨というものまで至る有様でもはや、天気予報は絶望予報といわざるを得なかった。
レン君が雨の中を走るシーンに出てくる文字はそんなお決まりの雨予報のフレーズの数々である。
実は、今回のこの雨についてはまた別に曲を作っている。

そして間奏から先はほとんどがミクとレンの共演に重点が置かれている。
そこではミクの笑顔がレンに笑顔をもたらしている、そして心を通わせあっているという内容だ。

また、曲ではミクちゃん親衛隊の面々がミクちゃんのスペルを一生懸命に叫んでいる。

こうして、バーチャルアイドルとはいえ、大勢のファンから脚光を浴びるミクとは違う、しがない田舎の平凡なミク使いとその立場をもっともよく理解しているミクの二人の物語が完成したというわけである。
今回が初めてのミク自身を歌う歌、是非聴いてみてはいかがだろうか?
スポンサーサイト

tags : ミク 

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry
現在の訪問者カウント
プロフィール

夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
宜しくです。

twitter
http://twitter.com/miakayumenaga

トラックバックとコメントは認証後に有効になってます。
スパム対策としてコメント中のURL表記はご法度としています。
無関係な宣伝や不適切なワードを含んだコメントやトラックバックはご勘弁を。

Xbox360ゲーマーカード
VOCALOID作品集
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
管理人が購入したアイテム
 

Copyright ©雲界迷宮街の片隅遊戯迷宮. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。