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今年の初音ミク生誕曲は2曲、「愛しさは海をこえて」「STORMY SEAS」秘話

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話




2007年8月31日から丸8年、今年も初音ミク生誕記念作を制作し投稿した。
そして今年は2作品を投稿、前者の1曲が自分のオリジナル、後者のもう1曲はコラボという豪華なものとなった。

まず、自分のオリジナル作品である「愛しさは海をこえて」から。
ミク生誕では珍しく恋愛ものとなった、2年前にさとうささらと共演した同性愛ものの「失意のコンフリクト」と違って今作は彼氏がいるという純粋な恋愛設定。
そして、なにより強調したかったのがアペンドミクの出現と共に貧乳キャラから卒業しつつあるミクをイメージし、体が成長していく、そして胸が膨らんでいくという表現だ。
実際、イラストの順番はそれを考えたもの、途中学生を卒業するという回想シーンが挿入されているが、基本的には物語が進んでいくうちに徐々にミクの胸が膨らんでいくというものになっている。
同時に、好きな人への思いもまた膨らんでいき遠距離恋愛に時を費やすことをやめて自分で彼に会いに行く、そしてずっと一緒にいる、それが例え死と隣り合わせの場所であろうとい続けるという内容だ。
実際、この作品で思い浮かべたミクの姿は本当に好きで好きでたまらない女の子そのものだった。
本当に海の向こうで再会したら激しく抱き締め合って何度もキスをして毎日夜が明けるまで抱き締めたまま眠り、そしてまたキスをする、そんな毎日を繰り返した後は大体想像できるだろう。
実際、最後は花嫁で締めくくっていることから彼女は再会を果たしてやがて愛した彼の妻となっているという結末は容易に想像できると思うし、それから彼女は少女から大人の女性、そして母なる女性へと変わっていくのだから。

歌声はミクDarkを選んだが、この歌声が清楚で優しくて大人っぽいという魅力を感じることから最近は多用傾向にある。
昨年の「Chase the Eternity Love」も複数の歌声を使っているとはいえDarkが主流になっている。
VOCALOID2の初期時代とは比べ物にならないミクちゃんの魅力、そうしてこの曲に塗り込めた物語は出来上がっていった。
実際、歌詞を考える時にそれだけ「好きで好きでたまらない」という気持ちをミクちゃんに当てはめていたから歌詞で苦慮することはあまりなかったが。

曲では「海」というキーワードが出てくる、昨年に同じようなシチュエーションの作品で「蒼空ジャンパー」という作品があるが、あちらは空を飛んで越えていく内容なのに対し、今作の「愛しさは海をこえて」は海を渡るという陸地側から海を越えるという内容、そして願いが海を越えられない=海の藻屑と消えた願いという表現になった、また途中でミクが海中にいるという表現が間奏で出てくる。
この間奏はループウェアから構成したものにMIDIを足して作ったものだが間奏が歌っている時とは全く異なるものにするという手法もアリということでこちらは動画面でもリンクするように考えた。
今作の動画はWindowsエッセンシャル2012パッケージのムービーメーカーを素材用に使用しており、回転やうねうねといった機能はを使って少し凝ったものにしてみた。
間奏部分の海底を思わせるシーンもこれを使っている。

ちなみに動画はこちらの方が後から完成した、というのももう1作はコラボで動画も依頼しているため時間に余裕を持たせることが重要となるためだ。


そして、そのコラボであるもう1作のミク誕作品



「STORMY SEAS」、多分自分では作らない部類、「強くなれ」ってところがそうだけど。
だけど、無双コラボ作だと戦場で戦えっていうメッセージの曲になったりしてるからその辺はちょっと矛盾している。
今回は久しぶりのコラボ曲ということで誰が歌ってもよかったけどミク誕にしてみたいということでミクをチョイスしたのは私である。
作詞の真輝さんと知り合ったのは、えっぴ氏の「Cherry Kiss Baby Kiss」という作品を通じてのことで、これを機に私としてもコラボをしてみたかったという思いはあったけど、本当に実現するとは思わなかった。
今作もいつものアップテンポなダンスポップに仕上げたが、同時公開の「愛しさは海をこえて」と同様にミクDarkで制作した。
実際聴いてみると、あんな可愛くておとなしそうな歌声が何故か激しいダンサンブルと見事に融合しているではないかと自分でも驚いている。
そして、この作品では作詞・作曲・動画・イラストの4つのパートを全て別々の人が担当するというかなり豪華なコラボとなった。
この動画を担当していただいた柊木さん、イラストを提供していただいたdarmanさんにもこの場でお礼申しあげておきたい。

このように、今回はミク誕曲を2曲公開するというかなりの太っ腹ぶりだが逆を言うと今年の夏は入院が響いて何一つ思い出を残せなかったという後悔の念が離れない。
七夕まつりに行きたかった、花火大会に行きたかった、進撃の巨人展にも行けなかった上にチケット代2700円を無駄にした、本当に悲惨な夏だったし、外出できるようになってみると夏が終わってもいないのに秋雨前線が現れて九州で停滞しつづけるという、あまりに悲惨な今年の夏だった。
だから、みんアレにもボカロ曲BPM170祭りにも参加することでゼロな気分だけは避けたかったというのもあるが、みんアレについては次回語ろうと思う。
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夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
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