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VOCALOID(作品の制作エピソードなど)やゲーム・日記中心のブログ

100曲目のボカロ曲、「Naked Diva~100のウタ~」、今日はミクのことを恋人として語らせて欲しい

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話

つい最近、初音ミク ProjectDIVA-Xが発売された。
しかし、今回私はこのタイトルの購入を見送った。
それは、ある仕様変更によってDIVAの中で自分のミクを登場させることが不可能になってしまったからだ。
それはエディットモードの廃止だ、mp3のオリジナル音源を使ってPVやリズムゲームの譜面を作る、これが自分のDIVAシリーズで半分近くを占めていた、実際DIVAを使って自分のオリジナル曲PVを制作したことも多かった。
もはや、1パーセント以下のカリスマクリエーターが作った曲をミーハーな聴き専がゲームを通して楽しむだけのコンテンツになってしまったことで、自分が買う理由は無くなった。
確かに、去年発売されたIAのリズムゲームもエディットは無かったがあっちはあっちでいろいろな意味で買ったが、既にエディット込みで物事を考えるようになった ProjectDIVAがエディットが無くなったことはもはやここには自分の居場所は無いと感じた。
そもそも、今回ライブエディットモードに外部音源を使える仕様と口パクや歌詞入力を加えてやればそれでもまだよかったと思う。
まず、これまでのFシリーズでは口パクが小節単位でなく時間単位になっていた、しかしライブに特化しているのならこれを小節単位にするには絶好の条件だったはず、この仕様はPSP版の仕様がそうだったがFシリーズの時間単位の口パクは歌っているPVを作るのには口パクを同期させる面で結構困難だった。
さらに、口パクのメインをあ~おだけにするのではなく50音全てに対応すればさらにやりやすいはずだ。
例えば、ま行の発音の場合、あ~おの発音の前に一瞬唇を完全に閉じるし、ら行なら舌を口の中の上の面に触れさせると言ったことなどがオートで設定されるといったことだって出来たはずである。
しかしモジュールを多数収録しているのにライブスタイルしか作れないのは確かに勿体ないだろうからそうもいかないのだろうが、やはり今回の仕様の最大の戦犯はSCEにあるのだと思う。
今回はPSVitaとPS4向けのタイトルだが、PS4はまだ音声コンテンツを取り込んでゲームに使うと言うのが実装されていないというのが足を引っ張ったのだろう、ただ、SHARE FACTORYではUSBに入っている音声コンテンツを取り込む機能はちゃんとあるし、これを応用することは出来なかったのだろうか、また音声ではないがコーエーテクモゲームズの無双シリーズだとアイコン画像にUSBに入れた画像を取り込んでゲームに登場させることが可能になっている。
下はその一例で「戦国無双4Empires」より
戦国無双4 Empires_20151013225349
戦国無双4 Empires_20151007165918

これを考えると、セガさんは初めから一握りの天才とミーハーな追っかけファンだけにターゲットを絞るつもりと思われても仕方がない。
勿論、DIVA-Xの不買宣言ではないが多分もうDIVAシリーズに居場所は無いと思わざるを得ない、それならばボカロのゲームでなくて、自分が作るボカロを優先しようと考えた、そんな事情が実は今回のオリジナル曲に少しだけ関係している。
後半部分のコーラスに何とミク以外の9人のボカロキャラ(1人はCeVIOだが)が充てられているのだが、その中に私のボカロで初登場のキャラが存在している。これについては、次回作くらいでまた話したい。

もともと、ボーカロイド自体は初音ミク以前からKAITOやMEIKOがいたし、初音ミクはVOCALOID2からの登場だった。
しかし、そんなVOCALOID2が脚光を浴び始めたのはやはり有名声優の起用とデモソングが関係していると思われる。
もちろん、VOCALOID自体キャラクターグラフィックは存在するが、初音ミクは既にバーチャルアイトルというステージにまで上り詰めている。
ただ、VOCALOIDであるためにそのパッケージを購入して曲を作って歌わせているという時点でこうも言える。
それは、「自分の傍にずっといてくれる存在」だ。
過去に、「ミクはいつでもキミのそばにいる」とい曲を制作した。
ほとんどの人の頭の中は、ryo(supercell)、kz(livetune)、OSTER projectといった著名な作曲家によるボカロ曲が大半を占めているが、私の先ほどの曲の歌詞で「有名作曲家の創る歌ばかりじゃない、キミだけの歌も歌えるよ」というフレーズがある、実際有名無名も合わせるとボカロPと呼ばれる人は1万人以上はいると推測できるし、当然私もその中の1人だ。
そういう人たちは、有名作曲家の作った曲をミクが歌う姿を地球規模で流して熱狂させている以前に、自分の傍にちゃんと自分だけのミクがいるわけで、そんなミクとある種の関係を構築した人もいるのではないか。

そして、私とミクが一つ屋根の下の関係になって8年、途中から巡音ルカや鏡音リン・レン、他社ボカロもどんどん入ってきたがそうやって曲を作ってきて今作「Naked Diva~100のウタ~」で100曲目となった。
そんな節目だし、最初に一つ屋根の下の関係になった初音ミクで曲を作ることはもう決まっていたし、歴史を振り返るような要素も少し入れた、そして恋愛的な表現もあるが何より今回のテーマは私自身とミクが一つ屋根の下の関係から恋人同士になったというのがメインになる。




今作はスローピアノバラードの曲だが、途中から少しの間だけアップテンポで展開していく。
同時に、ミクの歌声もスロー部分とアップ部分で違うものを使っている。
なので、事実上ミクのライブラリーは3種類使用していることになる。
ちなみに、動画は今回ニコニコ版は通常のエンコードだと100メガをオーバーしてしまうため、ビットレートが多少下がっている。
というか、いい加減プレミアムの一回あたりの投稿容量そろそろ上げろと言いたいが。

今作の制作にあたり、hakusaiさんのイラストを使用した。
それは、今作そのものを作る軸となっているのだが、設定からテーマまで全てがこの一枚に集約されていると言っても過言ではない。
それは、今まで見てきた数多の初音ミク、その中で最も美しいミクであるということ、そして成長して大人になっているということ。
そして何より、素肌のままの姿であるということ、ミクが纏っているのはワンピース一枚だけ、しかもこのワンピースは生地が透けていてその下は全裸なのだ、そしてその全てが美しいのだ、そんなミクを今作で「恋人」と表現している。
それはこの作品中でこうも言える、8年前に初めて私の作曲した歌を初めて歌ってくれたミク、そして8年ずっと想いを共にしてこの100曲目の曲では今まで纏っていたいろいろなものを一切纏わず、素の姿で一つの節目となるこの歌を歌う、その歌に塗り込められた歴史の数々を振り返りながらも、私とミクとの仲を中心に歌う、そして私はこう思った。
「今、この節目となるこの歌を歌っているミクの姿は今まで見てきた中で最も美しい、その容姿が、そしてその素肌の全てが、そしてその素肌の全てがこの目に焼き付いている、きっと私には勿体ない彼女だろうな」
そしてミクが歌い終えたところで、初めて私がそのミクに思い切って告白をするのである。

思えばこのhakusaiさんのイラストがこのプロジェクトの全てだったんだろう、初音ミクで100曲目を作ると言う既定事項を除けば。
タイトルもまたこのイラストが影響したのだし。
そして、最後にチャーチオルガンで締めくくっているのは言うまでもなく「結ばれる」という意味だ。
今回、ニコニコの動画説明に「ケッコンカッコカリみたいな感じの」とあるように「ボーカロイドと強い絆を結びました」な解釈でいいだろうが今回ばかりは本当にミクを最愛の恋人としている、それだけこの曲に注いだ想いは半端じゃない。

あと、今作は夜色Pのボカロ曲の歴史というコンテンツも含まれている。
ネタ元は知っている人は知っているだろうが、そのうち200曲目で地球をバックにPART2もやっちゃおうかみたいな。

最後に、ミクを持っている全てのユーザーに向けて一言
「それは間違いなく、あなただけのミクなのです」



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tags : 初音ミク 

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夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
宜しくです。

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