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kokone第2弾、「Now Extermination」は時間という残酷さを具現化して描いた現実の構図

VOCALOIDオリジナル曲制作秘話



あの衝撃の熊本地震からもうすぐ2週間が経過するが、こちらでは大した被害はなかったとはいえ1つだけショックなことがあった。
今まで愛用していたデスクトップPCのディスプレイが逝ってしまったのだ。
そうなると、ハードディスクの中身はどうなるのかという心配事に繋がる。
ヘッドホンを接続してみたらOS自体は心配なかった、でも画面に何も映らないのであればもはや万事休すということか。
しかし、このままだとボカロ活動にも支障をきたす、それはアクティベーションの問題でこのままだと今まで購入したボカロが全部使えなくなるということになってしまう、何とかしてディアクティベーションをしたいが画面に何も映らないのであればどうしようもない。
しかし、もう1つの希望ともいえる方法が浮かんだ、テレビをディスプレイの代用として使うという方法だった。
自分のPCのDVI端子から信号をHDMIに変換してテレビに映す方法でこの問題を見事にクリアー、ハードディスク内のボカロを全てディアクティベーションすることにも成功し、ボカロ活動最大の危機を脱することに成功した。
というのも、今のままでテレビにつないだままDTMをやるというのは今後の事を考えると危険だと判断したためだ。
そのPCを購入して6年以上経過し、メーカーの保守期限ももうすぐ終わる、それ以前にPCを購入した電気店の延長保証も付けていたがそれももう期限切れ、延長保証内に1回修理に出してハードディスクを交換し、定期的に内部のホコリ清掃などの手入れも徹底的にやって6年半も持たせたがディスプレイが逝ってしまったことや今後のPC事情(マイクロソフトによるwindows10への強制移行方針や来年の消費税アップ、USB3.0の普及、メモリやハードディスクの容量アップ等)を考えると買い替えを考える時期に来たと判断した。つまり、現在は買い替え待ち状態だがすんなり買い替えに踏み切れる状況とは言い難い家庭の事情が影を落としている。
結局、それまで使っていたPCはテレビにつないだまま補助用という形をとっている、もちろんボカロは全部ディアクティベーション済みだがでは今はどうなっているかと言うと親が事務用に使っていてPC乗り換えで既に使わなくなっていたwindows vistaのノートPCを使っている。
当然のことながら性能は今までのように高いわけではないが、Core2Duoでメモリ2GBの代物。
そんなwindows vistaで制作環境を構築しての制作、いわゆる暫定的な環境なのでボカロを入れる時は慎重を期している。
安易なアクティベーションでそのPCが本当にイカれたら何にもならないので、アクティベーションを出来るだけせずに期限ギリギリまで粘って買い替えにつなげたいというのが本心だ。
今回のkokoneは前作で使用した製品版ではなく、それ以前にダウンロードしたトライアル版を使っている。
そしてV3エディタをノンアクティベーション状態でインストールして使っていて、今まで楽曲制作に使っていたSONAR HOME STUDIO 7をこちらにもインストール、もともとこのアプリケーション自体はwndows vista向けでwindows7だと仕様に制限が掛かっているため寧ろこっちの方が使い勝手がよさそうだ。
そして、今作の制作では通算22作目である「Unusual Sky~記憶の街~」以来約6年ぶりのSC-D70の音源を使用した。
このサウンドキャンバスはwindows vistaまでがローランドからドライバーが提供されているがwindows7以降のドライバー提供は一切行わないと断じられているため、25作目の「Real and Unreal」以来ずっと新調したサウンドキャンバスであるSD-50を使用して楽曲を制作してきた。
これに関しては、当時このブログでも取り上げたのだがその時の記事がこれになる。

SC-D70終了のお知らせ

つまり、今vistaの環境となったことで6年ぶりにSC-D70が復活するということになった訳である。
それも、次のPC買い替えまでの話だがその後は未定となっている。
次回は当然windows10のPCだが、そのwindows10でSC-D70を使っている猛者がいるらしい。

このように、ほとんどが暫定的な環境となっているが、動画に関しても今まで使っていたVideoStudio12をそのまま使っているし、こちらも元々windows vistaに最適化されているものでwindows7で使用するためにはパッチを当てなければならないこともあって、かえってこの環境の方が使いやすいのではないかと思えた。
そして、動画では前作同様MMD静画を使ったものだがこれは元のwindows7のPCを使って作り、今の暫定環境にUSBメモリで移した形だ。
そしてニコニコ版ではエンコードのために今回から初めてつんでれんこを使用した。

では、この作品の中身についてここから語ろうと思う。

テーマはズバリ「時間」である。
ずっと変わりたくないと思っていたのに変わったために失ったことが大きな損失に繋がる、そんなことは大昔からあった。
自分だと、土曜の夜は8時だヨ全員集合!!が終わったこととかそうだったし、ビデオゲームがゲームセンターから姿を消したとかもある。
それ以前に、PCユーザーとしてならば「時間」がもたらすものこそが重荷になってしまう。
それはオペレーティングシステムの変化だろう、時間の経過でオペレーティングシステムのサポートが止められて新しい物に変えないといけない、しかし変えたら今まで使っていたアプリケーションや機材が新しいオペレーティングシステムで動作環境を満たしているかという問題でパニック状態になったりしているし、これは先ほど書いたSC-D70の話も同様だ。
さらに、人間としての生命活動もそうだ、年をとれば体は徐々に衰えて行く、そうしたら物覚えも悪くなり運動能力も低下する、食事制限だってされてしまうことすらあるなど、こんな風に時間というものは本当に残酷なものだなと思ってしまうのだ。
そして、何より悪い意味で「歴史は繰り返す」というループが絶望を与えている。
今作の歌詞はそんな時間の流れをとにかく皮肉っている内容なのだ。
歌詞の最初のあたりは例えばレストランに例えてみると、今まで美味しかったハンバーグが久し振りに足を運んで食べてみると以前より不味く感じ、製法とか素材が変わった?みたいなこととか。

そして、同時にいくら周りが流れているからって今の状況に留まってはいけないと思う必要はないということもこの歌詞が唱えている。それは、周囲に流されすぎて自身を決して見失ってはいけないという風に考えてもらえると幸いだ。

曲としては、今回はコーラスを入れていないが、本音は今のPCでコーラスをテスト再生する自信がないといったところか。
実際、音階を打ち込んで歌わせるたびにパチパチ雑音がしてるくらいだし。

とりあえず、早く本来の制作環境を取り戻したいという願望はあるが、この暫定環境で初めての完成作品となった本作。
どうだっただろうか?



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夢永美朱

Author:夢永美朱
趣味は映画・音楽鑑賞(制作)とテレビゲームです。
ニコニコ動画で「夜色P」というP名を命名して頂きました。
宜しくです。

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